紫ワインと聞くと洋食向けの印象を持たれがちですが、辛口タイプは刺身・寿司・天ぷらといった和食とよく合います。
色の珍しさではなく、酸味とすっきりとした後味という白ワインとしての味わいが理由です。
紫色に染まっていても、使われているぶどう品種は白ワインと同じです。
紫ワインが和食に合う理由
和食は、素材そのものの味を生かした薄味の料理が中心です。
味の主張が強い酒よりも、酸を軸にした軽やかな酒の方が、素材の味を邪魔しません。
紫ワインの色は、チョウマメ(バタフライピー)という植物によるものです。
チョウマメの抗酸化作用を利用することで、酸化防止剤の使用量を極限まで減らしています。
色づけに使われていても、味わいの土台を作っているのはぶどう品種です。
辛口タイプの「Purple Reign」は、セミヨン57%、ソーヴィニヨン・ブラン34%、シャルドネ9%というぶどう品種から造られています。
アルコール度数は12%で、白ワインとしては標準的な度数です。
ぶどうが育つのは、西オーストラリア州のマーガレット・リバーです。
この産地は、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンを組み合わせた白ワインの産地として世界的に知られています。
ソーヴィニヨン・ブランは酸味がしっかりとしたぶどう品種として知られ、シャルドネはコクを、セミヨンは口当たりの滑らかさを加えます。
この組み合わせが、和食の繊細な旨みや脂を邪魔しない、すっきりとした酸と後味を生んでいます。
国内外を問わず、酸のしっかりとした白ワインは魚料理と合わせられることが多く、和食との相性が語られる場面もよく見られます。
刺身・寿司・天ぷら、3つの和食との相性
和食の中でも刺身・寿司・天ぷらは、白ワインとの相性がよく語られる料理です。
それぞれ、紫ワインの酸味やすっきりとした後味が生きる理由があります。
| 料理 | 紫ワインが合う理由 |
|---|---|
| 刺身 | 脂の少ない白身魚の淡泊な味わいに、軽やかな酸味が寄り添います |
| 寿司 | すっきりとした酸が、酢飯の酸味や魚の香りとぶつかりません |
| 天ぷら | 柑橘に通じる香りと酸が、衣に含んだ油をさっと洗い流します |
白身魚のようにあっさりとした刺身には、紫ワインの軽やかな酸がすっと寄り添います。
脂がのった部位でも、酸味がある分、後味を軽くまとめてくれます。
寿司の酢飯には、米酢由来の酸味が使われています。
紫ワインの酸と方向性がそろうため、酢飯の酸味と喧嘩しにくくなります。
刺身や寿司に渋みの強い赤ワインを合わせると、渋み成分(タンニン)が魚の生臭さを強く感じさせることがあります。
白ワインの多くはタンニンをほとんど含まないため、この点で和食との相性がよいとされています。
赤ワインの渋み成分と魚に含まれる鉄分が反応すると、生臭さや金属的な後味を強めることがあります。
白ワインはこうした反応が起きにくく、素材の味をそのまま楽しめます。
天ぷらは衣に油を含むため、酸味のあるワインで口の中をリセットすると、次のひと口をおいしく感じられます。
柑橘を思わせる香りを持つ辛口白ワインは、天ぷらの油と好相性といわれています。
ソーヴィニヨン・ブランは柑橘やハーブを思わせる香りを持つことでも知られるぶどう品種です。
この香りが、天ぷらの衣にほのかに残る油の香ばしさともよく合います。
辛口タイプのPurple Reignは、こうした和食との相性を生かしやすいワインです。
グラスに注ぐと紫色が目を引きますが、口に含むと酸味とすっきりとした後味が広がります。
紫色だから甘いのでは、という疑問について
「紫色のワインは甘そう」という印象を持つ人もいます。
紫ワインには辛口と甘口の2つのタイプがあり、和食に合わせるなら辛口タイプを選ぶことがポイントです。
甘口タイプはマスカットを使ったワインで、食後やデザートと合わせるのに向いています。
刺身や寿司には、酸味主体の辛口タイプを選ぶと味がぶつかりません。
醤油をよく使う和食とワインは合わないと思われることもあります。
酸味のはっきりした白ワインは、醤油の塩味や旨みともよく馴染みます。
刺身や寿司だけでなく、焼き魚や煮物のように醤油を使う料理にも、酸のある白ワインはよく合います。
また、紫色は着色料によるものではなく、チョウマメという植物によるものです。
色や造りについては紫ワインとはのページで詳しく説明しています。
辛口タイプを和食と合わせてみる
刺身・寿司・天ぷらといった和食に紫ワインを合わせるなら、辛口タイプを選ぶことが味を引き立てる近道です。
色の珍しさだけでなく、酸味とすっきりとした後味が和食の繊細な味わいを支えています。
刺身や寿司を並べた食卓は、来客をもてなす場面でも選ばれます。
いつもと違う紫色のワインは、会話のきっかけにもなります。
辛口タイプの「Purple Reign」は750ml、5,800円(税込)です。
白ワイン用のグラスに注ぐと、紫色の見た目も、酸を感じる香りも、より引き立ちます。
いつもの刺身や寿司の食卓に、辛口タイプを添えてみてください。
オンラインショップから購入できます。
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